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歯科医師過剰問題


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歯科医師過剰問題とは?

現在、日本の歯科医師は多すぎると言われています。

実際、歯科医院の数は全国で65000件以上あり、これは全国のコンビニエンスストアよりも多い数です。(コンビニは50000件弱)

歯科医師は現在約10万人で今後もさらに増えることが予想されており、厚生労働省の試算では、2025年には18000人が過剰になると考えられています。


歯科医師過剰問題の問題点

「歯科医師が過剰になって競争が激しくなれば、その分患者は得するはずなのに、何が問題なの?」

と思われる人のために、患者さんにとっての歯科医師過剰問題の問題点について挙げてみました。


【過剰診療・不正請求の増加】

歯科医師数が増えるということは、その分1歯科医院当たりの患者数が減ることになります。

しかし、歯科医院側としては医院経営のためにも収入を減らすわけにはいかないので、どうにかして患者単価を上げる必要性が出てきます。

すると、本当は保険で治療が出来るのに、保険では治療が出来ないと言って保険外治療を勧めたり、やってもいない治療の代金を請求するというようなことを行う歯科医院が増えることが考えられます。


【治療の質の低下】

上記のような過剰診療・不正請求を行なわなかったとしても、治療の質を下げることによってコストダウンを図る歯科医院が増えることも考えられます。

日本の保険制度では、あらかじめ治療ごとに点数が決められているのですが、この点数は治療の質とは一切関係ありません。

つまり、適当に治療をしても、時間をかけて丁寧に治療をしても、収入は変わらないのです。

そうなると、短時間で多くの患者を診たほうが利益が上がるので、手抜き治療をする歯科医院がさらに増えてしまう可能性があります。


歯科医師過剰問題には患者さんにとって上記のような問題が生じる恐れがありますが、実際には上記のようなデメリットよりも、歯科医院が競争することによるメリットのほうが大きいのではないかと私は考えています。

しかし、これまで以上に患者さん自身が歯科医院を見抜く目を養わなくてはならないということは間違いないでしょう。



歯科医師過剰問題の原因

なぜこんなに歯科医師が増えてしまったのかというと、その原因は国の政策にあります。

1970年以前は歯科医師の数が少なく、歯医者さんに行ったら2時間や3時間待たされるのは当たり前でした。

そうした状況を打開するために、国は当時7校だった歯科大学・歯学部を大幅に増やしました。

その結果、現在では全国に29の歯科大学・歯学部が設立され、歯科医師が増えすぎるという事態に陥ってしまったのです。


歯科医師過剰問題の解決策

歯科医師過剰問題の解決策として、次のようなものが考えられています。


【歯科医師国家試験の合格者数の制限】

歯科医師になる人の数を減らせば、当然歯科医師過剰の状況は和らぎます。

実際に、数年前までは90%以上が当たり前だった歯科医師国家試験の合格率は、2016年には63%台にまで下げられており、2025年には50%程度になるのではないかと言われています。


【歯科医師国家試験の受験回数の制限】

現在は何回でも歯科医師国家試験を受けることが出来ますが、この受験回数にも制限が設けられるのではないかと言われています。

国家試験の合格率は3年目以降極端に低くなるので、受験回数も3回までにしようという案が有力です。

実際に、平成18年から実施されている新しい司法試験では、受験回数の制限がすでに導入されています。(受験は、5年以内に3回に限る)


【歯科医師定年制の導入】

現在、歯科医師免許は更新がなく生涯免許ですが、将来的には定年制を導入することが検討されています。

すでにドイツなど一部の国では、歯科医師定年制が導入されています。


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